概説:文章に「正解」は無い。でも「わかりやすい」文章を

文章の書き方には「正解」はありません。たとえば、誰にも読ませないことを前提とした日記を書く場合、漢字が間違っていようが、文法が変であろうが、そんなのはどうでもよくて、日記を書いている自分が満足できればそれでいいのです(たまに、後で読み返した時に、自分で書いたことが理解できず、悩むようなこともあるかもしれませんが…)。

 

 

でも、誰かに読ませる文章を書く場合は違います。何かを正しく伝えるためには、やはりある程度の決まりに従った書き方をする必要があります。

でもその場合も実は「正解」などというものはありません。文章にはさまざまな書き方がありますし、人によって異なるその書き方が、その人の「味」として良い効果を出すこともあります。

 

ただし、そうした「味」を出すことよりも大事なのは、「誰」に「何」を伝えるのかをしっかりと確認し、読む人にとって「わかりやすい」文章を書くことです。とくに、「わかりやすい」というのは最も大事なポイントです。自分ではわかりやすく書いているつもりでも、読む人にとってはよくわからないということが往々にしてあります。

 

いったいどういう文章がわかりやすくて、どういう文章がわかりにくいのか。どうやったらわかりやすい文章を書くことができるのか。

「誰」に「何」を伝えるかによってその方法は少し違ってきますが、この講座では、まずはほとんどの場合にあてはまる、わかりやすい文章を書くための注意すべき点を解説していきたいと思います。

 

また、わかりやすい文章を書くことを「基本」とするならば、味のある文章を意図的に書くのは「応用」とも言えるでしょう。この「応用」としての文章の書き方も、別途、解説したいと思います。

■まとめ

文章に「正解」が無いことを認識しつつ、「わかりやすい」文章の作成を目指す。