間違いやすい語句:「焦点を」と来たら?

反省しなければならないのですが、「焦点を」と来たら、何に続ければいいのか自信の無いまま文章を綴っていました。「焦点を絞る」「焦点を当てる」「焦点を合わせる」……果たしてどれが正しい(とされている)のか、Googleで調べてみました。

 

“焦点を絞る” Googleの、単純なヒット件数 8万1300件

“焦点を当てる” 同上 39万6000件

“焦点を合わせる” 同上 29万4000件

“焦点を置く” 同上 31万4000件

“焦点を定める” 同上 8万5000件

 

Googleの単純ヒット件数だけを比べてみて、この使い方の方が一般的である、などという判断はできません。

ただ、間違った使われ方ではないか、などを調べる際に、だいたいの判断基準になります。

上の結果を見ると、約8万件から40万件と、件数には差がありますが、私の感触では、この5つはどれも正しい使い方であると判断してよさそうです。ただ、微妙な意味の差があるようですので、気になる方はいろいろと調べてみてください。

どういう意味でどの表現を使うべきか、この辺りはやはり、個人によって許容範囲が異なりそうです。

ちなみに、上で最もヒット件数の少ない「焦点を絞る」が、多くの国語辞典に例文として掲載されています。

 

(しかし、「多くの辞書に『焦点を絞る』とあるけれども、果たして『焦点』は『絞る』ものなのか? 例えばカメラの場合、『絞り』を『絞っ』て『焦点を合わせる』のではないか?」という疑問を出している人も少なくないようです。)

 

*Googleで調べていて、「焦点を読む」という言葉が出てきて気になったので検索したところ、最初、47万件ヒットし、びっくりしました。それで、結果画面の最下部に表示されているページナンバーの10をクリックしたところ、「一致する情報は見つかりませんでした」と表示され、ページ数も7までになったので、その7をクリックしたところ、ヒット件数が66件にガクンと減りました。Googleがどのような仕組みになっているのかわかりませんが、このようなこともあるので注意が必要です。「焦点を読む」という使い方が、とてもポピュラーなものかと思ってしまいました。どうもある会社の雑誌記事のコーナータイトルが繰り返しカウントされるようになっているようです。

■まとめ

「焦点を」に続けられる言葉はけっこうあった。意味に微妙な違い?