間違いやすい語句:「話題を〜」と「注目を〜」

「話題を集める」という言い方は正しいでしょうか?

「ここが今、話題を集めているレストランだ。」この使い方は正しいでしょうか。

 

「話題を集める」

「話題にのぼる」

「大きな話題だ」

「大きな話題になる」

「注目の話題」

「話題の〜」

 

改めてじっと見ていると、なんだか不安になってきますが、調べたところ、以上は、全部大丈夫のようです。

 

では、

 

「話題を呼ぶ」

 

は大丈夫でしょうか?

 

はい。これも大丈夫のようです。

 

では次。「注目」関係。

 

①「注目を集める」

②「注目を浴びる」

 

①の「注目を集める」をダメだとする人もいるようです。でもインターネットで調べると、①も②も使用例はたくさんあります。朝日新聞のウェブサイトの記事では、①②両方とも使っています。でも紙の新聞ではどうか。。。未確認です。

そもそも、新聞記事としては、「○○が注目を浴びている」などというのは、あまり好ましくない表現ですね。いつでも何にでも使える曖昧な表現ですから。

まあ、でも、新聞記者ではない私たちは、使っても大丈夫だと思います。

 

③「大きな注目を」

「注目」に「大きい」を付けてもいいのか改めて調べたのですが、こちらも、大丈夫そうです。

 

では、

 

④「大きな注目を集めている」

⑤「大きな注目を浴びている」

 

はどうでしょう?

Googleで検索したところ、どちらも使用例は多いようです。ただ、⑤の方が少ないです。

 

ついでといっては何ですが、

 

「期待を集める」

 

はどうでしょう?

 

これも大丈夫のようです。 

 

*ある語と語の習慣的な結び付きを「コロケーション」と言ったり、「連語関係」と言ったりします。

 

今回の、例えば「話題」と「集める」の組み合わせは、「正しいコロケーション」と言えるわけです。

また、「ネクタイ」と「締める」のコロケーションはOKですね。「ネクタイを締める」

では、「ネクタイ」と「着ける」は? 「さあさあ、早くネクタイを着けて!」これは人によってOKかどうかが変わるかもしれません。

 

こうやって考えていくと、なかなか難しいことがわかります。

別ページで解説している「的」を「得る」なんかもそうです。正しいのか正しくないのか、判断が難しいものもありますし、時代とともに正しいかどうかが変わったり、人によって許容範囲が違ったりします。

 

Googleで検索してみて、その組み合わせ(コロケーション)が使われているかを確認しましょう。

その際、単に全体のヒット件数を見るだけでなく、新聞記事でも使われているかどうかなど、どのような使われ方をしているのかまで確認するのがいいと思います。

■まとめ

「話題を集める」「注目を集める」といったコロケーションを再確認。